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9月6日に封切られたばかりの「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」。上原歩夢役の大西が「皆さんいかがでしたか?」と問いかけると、客席からは「最高!」の声が返ってくる。高咲侑役の矢野は、舞台が沖縄だからか作中のメンバーたちのテンションが高いと感想を伝える。さらに、新しい雰囲気のソロ曲など、個性豊かな楽曲たちから主題歌につながるエンディングがよかったと話すと、集まったファンたちの共感を得ていた。
中須かすみ役の相良は、67分の尺とは思えないくらい濃密な物語だと語り、その中でかすみが「スクールアイドルGPX」での1位を目指し試行錯誤して行動していた点をアピール。宮下愛役の村上は、最初のライブがしずくだったことに触れ、彼女の成長を感じて泣きそうになったとコメントする。ライブシーンでは沖縄に行っていないメンバーたちも描かれていたことから、見返して確認したいと話した。
ソロ曲の話題では、桜坂しずく役の前田が「先手必勝!ここで始めます!」というセリフを挙げ、しずくがこのセリフを言うことに驚いたと明かす。彼女の行動力に「大きくなったなあ」と成長を感じていた。近江彼方役の鬼頭は、今回の彼方の楽曲が、今までよりも激しく、アップテンポで元気な曲だと紹介。続けて、やりたいことを全部やってもいいんだという心境の変化を感じられたと感想を述べた。
エマ・ヴェルデ役の指出は、エマの曲から沖縄らしさを感じ、エマはやっぱり日本好きだと思ったと話す。さらに、歌詞の中に作中に登場した少女の天と小糸を思わせる「天(そら)」や「未来紡ぐ糸」というワードがあるところが物語とマッチしているとうれしそうに伝えた。鐘嵐珠役の法元は、ランジュの曲で泣かされるとは思わなかったとコメント。楽曲にランジュの内面がぎゅっと詰め込まれていると感じたそうで、歌詞をもらった時点で涙したことを明かした。大西は歩夢の曲を、カッコいいのに泣けてくると表現。これまでの歩夢の衣装が出てきたライブシーンを振り返り、彼女が一歩ずつ前に進んできた過程が描かれたことに感動したと語った。
印象的なシーンの話題では、優木せつ菜役の林が、ランジュから歩夢へとライブがつながるシーンを熱弁。カリスマ性があるランジュが歩夢に負けたくないと意識する姿を見て、改めて歩夢がニジガクの真ん中だと感じたとしみじみ語った。続く天王寺璃奈役の田中は、作中で描かれた各メンバーの成長や活躍を挙げる。侑と歩夢が再会したシーンについて「まるで夫婦じゃん」と感想を伝えると、客席から同意を示すように拍手が湧き起こり、大西も「やっとわかってくれた?」とリアクションしていた。ミア・テイラー役の内田は、エマの天に対する対応を賞賛。気持ちや意見を丁寧に聞き出していたことや、その後のバッグハグがよかったと具体的なシーンを挙げ、エマの雰囲気がまるで母のようだったと語った。
舞台挨拶の最後には大西が、無事に映画を公開できたことにほっとしていると今の思いを告げる。さらに「第2章」「第3章」への期待を話しつつ、まずは「第1章」を楽しんでもらい、その気持ちをみんなで分かち合いたいと願いを伝えてイベントを締めくくった。
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編」は全3部で展開される劇場アニメ。「第一章」では沖縄を舞台に、OVA「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY」のその後が描かれる。